メタ認知 ~ 身に付け一歩先のステージへ

メタ認知 ~ 身に付け一歩先のステージへ

メタ認知

メタ認知という言葉を聞いたことをありますか?

メタ(高次の)認知(知覚、言語、情動、記憶、思考など)。

自分自身の認知活動を、より高い水準で把握して認識することです。

あなたが他人を見るように自分の体から幽体離脱して後ろ上空から客観的に自分の思考や行動を視る能力と言われればイメージしやすいのではないでしょうか。

 

メタ認知能力を身に付けている人には以下のような特徴があります。

♦ 自分自身の能力やポテンシャルを理解出来ている。

♦ 自分自身の弱点や限界を理解出来ている。

♦ 自分に何が足りなくて何処を強化しなければいけないのか理解出来ている。

♦ 自分自身の考えを第三者目線で判断することが出来る。

♦ 独りよがりな考え方をしない。

♦ 他人の意見を聞き入れることが出来る。

♦ 自分自身の心の動きを理解出来る。 etc…

 

自分自身を客観視出来れば物事を冷静に分析・判断して行動できるようになれます。

意味のない努力や勉強をしてしまうなど間違った苦労をすることがなくなるのです。

また、自分自身を客観視することで独りよがりな考え方をしなくなります。

第三者目線で状況を冷静に分析出来るので「他人がどう思っているのか」「他人目線で自分はどのように映っているのか」を理解出来るようになるからです。

これは人間関係において特に重要なことです。

理解出来ていないと独りよがりな考え方や行動をとってしまいます。

他人が自分をどう思おうが他人の目線に自分がどう映ろうが関係なし。

他人の意見を聞き入れない。

自分が正しいと自分の価値観を他人に押し付ける。

自己中心的な思考で他人のことなどお構いなしに自分勝手な行動をとる。

そのような人間は周囲から空気が読めない人間と判断され嫌われてしまいます。

それでは健全な人間関係を結べるはずがありません。

 

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メタ認知能力を身に付けて自分自身を客観視出来れば他人の気持ちを理解出来るようになります。

理解すれば他人への気遣いや配慮が出来て思いやれる心を持てます。

そうなれば自分の価値観を押し付けようとはしなくなります。

自分には白に見えるものでも相手から見ると黒に見えているかもしれない。

そういった見方が出来るようになるからです。

人間関係だけでなく物事を正確に判断するうえでもとても重要なことです。

 

他人の気持ちを理解出来ていると周りの人と必ず上手く行きます。

集団の中の自分の考えというものを客観的に捉えることが出来るからです。

自分の考えも集団の考えの一部だと捉えることで相互理解出来るのです。

相互理解することは健全な人間関係を構築するためには大切なことなのです。

 

メタ認知能力を身に付けて自分自身の心の動きを理解出来るようになると、自分自身の今の思考や感情を冷静に分析・判断出来るようになるためミスを防ぐことも出来るようになります。

「気が散っている」「イライラしている」など心はいつも動いています。

気が散っていたりイライラしている状態で判断するとミスを犯してしまいます。

心を冷静に分析出来れば、適切な判断が出来てミスを防ぐことが出来ます。

 

メタ認知を簡単に言うと無意識の行動や思考に意識を向けることです。

意識を向けると自分自身が気付いていない自分に気付くことが出来ます。

気付くことが出来れば自分自身をコントロール出来るようになります。

コントロール出来れば自分の望む方向に向かうことが出来ます。

 

メタ認知能力は自己改革には必須の能力と言えます。

メタ認知能力を身に付けて一歩先のステージに行きましょう。

メタ認知能力を身に付ける「セルフモニタリング」

メタ認知能力は自分で身に付けることが出来ます。

身に付ける効果的な方法が「セルフモニタリング」というトレーニングです。

自分の行動、思考、感情を記録して自分で自分を観察して記録する方法です。

書き出すことによって自分のとった行動や思考や感情を客観的に分析出来ます。

客観的に分析することでメタ認知能力を身に付けることが出来るのです。

また、書き出すことによって自分自身の行動や思考を整理することも出来ます。

 

仕事でミスをしたときを想定して振り返ってみます。

1・「ミスをした原因となる行動は何だったのか」

2・「ミスをした原因となる考えは何だったのか」

3・「ミスをした時どのような感情だったのか」をチェックする。

 

4・「ミスをした行動に至った経緯」

5・「ミスをする思考に至った経緯」

6・「ミスをした時の感情に至った経緯」を振り返る。

 

7・「どう行動していればミスを防げたのか」

8・「どう考えていればミスを防げたのか」

9・「どのような感情で取り組めば良かったのか」を考える。

 

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セルフモニタリングを続けていくと、ミスをするときの自分自身の行動パターンや思考パターンが見えてきます。

自分自身の行動パターンや思考パターンが把握出来れば、パターンの訂正や修正をすることによってミスを防ぐことが出来るようになるのです。

セルフモニタリングを続けることによって他にも見えてくるものがあります。

それは自分自身の能力やポテンシャルです。

自分が得意とする仕事は何なのか。

不得手な仕事は何なのか。

自分はどの程度の仕事までなら完璧にこなせるのか。

自分の仕事に対する知識はどれ程持っているのか。

すると当然自分自身の弱点や限界も見えてきます。

弱点や限界が分かればそこを補うことが出来ます。

補うことで自分自身の能力やポテンシャルを高めることが出来ます。

 

自分自身を客観視するというのは大変難しいことです。

しかしセルフモニタリングによって身に付けることが出来る能力です。

セルフモニタリングを続けていけば自然と出来るようになっていきます。

自然と出来るようになったらメタ認知能力を身に付けた証拠です。

そうなれば自分自身をコントロール出来るようになります。

その時、あなたは一歩先のステージへ進むのです。

メタ認知能力を身に付けて自己改革を実現させましょう。

 

ありがとうございました。